相馬野馬追(そうまのまおい)とは、福島県相馬市をはじめ、浜通り北部で行われる、3つの神社の祭礼。
その神社は次の3つ。
相馬中村神社
相馬太田神社
相馬小高神社
それは、
馬を追う野馬懸、
南相馬市原町区に所在する雲雀ヶ原祭場地での甲冑競馬と神旗争奪戦
街を騎馬武者が行進するお行列
といった神事からなります。
ちなみにこれら神事は重要無形民俗文化財に指定されてます。
このイベントの起源は、、相馬氏の遠祖である平将門が、領内の、現在の千葉県松戸市に相当する場所に野生馬を放し、敵兵に見立てて軍事訓練をした事に始まると言われています。
鎌倉幕府成立後はこうした軍事訓練は取り締まられたものの、相馬野馬追は名目上神事ということで継続されたようです。
PekePON, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons