黒部立山アルペンルートは、日本の中部地方に位置する、黒部市と富山市の間にある山岳観光ルートのことです。アルペンルートの全長は約90キロメートルで、立山連峰や北アルプスの山々を越え、黒部ダムなどの名所を通ります。
黒部立山アルペンルートは、複数の交通手段を乗り継ぎながら進むことができます。まず、一番のアクセスポイントとなる黒部宇奈月温泉駅から始まり、大規模なケーブルカーの黒部峡谷鉄道や、トロリーバスなどを乗り継いで、標高2,450メートルに位置する立山黒部アルペンルートの終点、大観峰まで到達することができます。
途中には、世界で一番深い位置にある水中駅としてギネスに認定された、立山駅や、黒部ダム、美女平、室堂などの観光スポットがあります。また、アルペンルートからは立山連峰や北アルプスの素晴らしい景色を眺めることができます。
アルペンルートの観光シーズンは、夏から秋にかけてで、積雪期間中は通行止めとなります。観光客は、アルペンルートを往復するために、片道3時間以上かかることもありますが、大自然の中を巡る壮大な旅路として、多くの人々に愛されています。